2009年06月07日

杉原理生 「光さす道の途中で」 感想


【中央書店コミコミスタジオ】

◆内容紹介◆

真野は、親友の栗田に紹介された高東のことが自分でも不思議なほど苦手だった。
奇妙なバランスのまま、仲のいい友人として高校生活を送る3人。その後、他県に進学した栗田とは次第に疎遠になり、同じ大学の真野と高東は距離を縮めていく。ふたりは互いの気持ちに気付くが、高東は時折見せる態度とは裏腹に、何故か真野と一線を越えるのを拒んでいるようで…。

◆感想◆
最近なかなか読む時間がとれませんでした。別館の作成などもあり、少々忙しいです。
一般小説の感想を書くブログも作ろうか、検討中。手が回らなくなったら嫌なので、少々悩みますね・・・・・・。

杉原理生さんの「光さす道の途中で」を読みました。

三角関係を描いた作品です。
全体的にキャラ萌えはしなかった印象。人間が出来すぎてるような気が。
所謂「いい人」の割合がやけに高いんですよね。「いい人」に分類されないのは主人公ぐらい?笑

カップリングは、高東×真野。
高東と栗田は親しい友人で、共に真野のことが好き。ちなみに、真野と栗田も親しい友人です。その辺、結構複雑な感じ。
栗田は真野に思いを告げる前に、交通事故で死んでしまいますが。

何も殺さなくてもよかったんじゃないか・・・・・・。なんだか、カップリング成立のためのキャラクターといった感じで、ちょっといたたまれなかった。しかも、死んだときには彼女と同棲を始めていたし。
真野への片思いも終わり、そろそろ幸せに生活できる・・・という矢先の事故。なんだかな。
栗田の死によって、高東と真野に葛藤が生まれるのですが、うーん。
殺さなくても・・・・・・

全体的に設定を生かし切れていない気がしました。
メイン3人の、恋愛感情と友情の入り乱れた関係ばかり重視しがちで、他の設定がおざなりになっているように思います。
高東の双子の妹の話も、最初の方では割と何度も描いているのに、後半はほとんどノータッチ。しかも、その妹と真野の関係も、すぐに分かってしまった。
真野の兄とその彼女の話も、結局メインカプの引き立てでしかないし・・・・・・。

うーん、メインカプを重視するあまり、他の設定・キャラクターが使い捨てっぽくて嫌だった。

切ないけど、あまり好みではない作品でした。
もう少しキャラクター一人一人を大事にして欲しいところです。そしたらもっとよかっただろうに。
全てはそこに尽きる!


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